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togo'works

​千振と梅鉢草を追っかけて平尾台

​10が25日。さすがに、日々秋めいてきて、炎熱地獄のような夏の平尾台ではなくなって、気分爽快だろうと、勇んで出かけました。
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​羊群原を隠してしまうほどのススキ群が随所に広がり、まさに秋風景です
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​ススキの海原の中にウドの秋姿が、秋を演出しています。
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ムラサキセンブリの大株が、笹原に見守られながら群生していました。千回煎じても苦いセンブリはその苦さがなくなりません。それぞれの村をつくって咲いているセンブリたちを千回見ても飽きません。
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​ハハコグサは、春の七草のひとつで、御形(ゴギョウ)とも呼ばれています。秋までよく頑張ったねと声をかけたくなりました。秋のハハコグサも、白い綿毛が葉や茎を覆っていて、母親が子を包み込むようでした。
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どこに隠れていても見つけ出されそうな、真っ白に輝くウメバチソウです。花ことばは、「いじらしさ」「乙女の香」。

この前はいつだったか?天山へ

​山の雑記帳を開いたら、もう10年ほど前に天山へ。いつもは七曲峠から歩いていましたが、今日は、自分の身の丈に合わせて、9合目の駐車場から、ゴーロ状の山道に四苦八苦でした…。
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​頂上広場は、さすがにかなりの人出で、みなさん下を向いて花探しウオーキング。マツムシソウがたった一輪。
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​吹きっさらしのせいでか、頂上広場の笹っ原は背を低めながらかがみ込み、花々を隠している。ふと足跡らしきものをかき分けるように進むと、そこににトリカブトの大群が出迎えてくれました。大感動、しばらく写真。
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あちこちでトリカブトの群落を見ながら、大満足でしたが、センブリ、キュウシュウコゴメグサ、マツムシソウなどはものすごく少なくなっていました。雨山の方に下りていたら、天山の自然を守る会?の人に出会い、ちょっとお話。ムラサキセンブリの珍種、6枚花びらを教えて貰いました。写真では分かりにくいんですが…。
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​先ほどの人に教えていただいた通りに、天山頂上に戻らず、巻き道で下山、その途中にこれぞトリカブトが…。

​井原山の花々

​10月4日。ずいぶん久しぶりに、井原山の秋の花々を探して、お目当ての場所を歩きました。
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​いつもの登山口ではなくて、きとく橋傍の駐車場に車を駐車して歩き始めました。早々にツリフネソウの群落。
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​林道へ出て、ミゾソバの群落がお出迎えです。やっぱり、井原山は花の名山です。
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​山道に取りついて直ぐに、優雅に風に踊るレイジンソウを見つけ、小躍りして、しゃがみ込んでの写真。
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​いつもより水かさが増した沢沿いに、少し枯れてきているサラシナショウマに蜂が一息入れていました。
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キツリフネが物静かに佇んでいました。群れることなく、端正な佇まいです。
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​寝起きの頭のように乱れ、あちこちにばらけたように咲く秋丁字の傍に、一本だけすっきりと気品ある立ち姿。
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​アンノ滝壺上で一服。風に吹かれてゆらゆらと、ジンジソウが泳いでいました。
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アンノ滝から少々登り、あの場所?時機遅れか?枯葉のみ。ししかしその先に数本が待っていてくれました。猛毒のトリカブト、引き寄せられるような妖艶な美しさ、不思議にも、葉がいつもと違って枯れ切っていません。
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​十二分に井原山の秋を楽しんでの帰路、ふと振り返ったら、いつもの沢に日が当たり、全くの別世界。
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